愛の証はいくつでも

 

 仲間の鍛練に付き合い汗を掻いたヨルドが上を脱いで裸体を晒すと、タオルを持ってきた部下がその背中を見てぎょっと声を上げた。

「うわ、ちょ……背中すごいことになってますよ!」
「ん? ああ、まあね」
「まあねって……恋人がいないやつだって多いんですから、ちょっとは隠してくださいよ」

 広い背に幾重にも引かれた赤い引っ掻き傷を見てやや呆れる部下の言葉に従い、壁を背に立ちタオルを受け取る。

「それ、痛くないんですか?」

 もう薄らとした線になっている痕もあるが、中にはまだ真新しい傷もある。
 汗すらも染みて痛みそうなそれを心配する声に、ヨルドは涼しく微笑みを返した。

「多少は痛むが、それすら愛おしいと思えるからまるで苦にはならないな」

 背中の傷はすべて、ノアがつけたもの。
 行為の最中、必死にヨルドにしがみつき、与えられる快楽を受け止めきれずに我も忘れて爪を立てた痕だ。傷といってもこのくらいなら大したことないし、それを嬉しいと思うことはあっても、困ったなどとは感じたことすらない。
 なにせ本来であれば人をよく見ていて、やろうと思えばいくらでも気遣えてしまうノアが、我も忘れてヨルドに縋りついてできたものなのだ。疎ましく思えるわけがない。
 知ればきっと気にするし、教えてやったほうがいいのかもしれないが、そうすればきっとノアは爪を立てなくなる。ただひたすらにヨルドに夢中になって求められるのはやはり嬉しいし、こんな痕くらいならいくらでも付けてもらいたいと思うのにそれは少し寂しい。
 涙が滲む嬌声を上げながら身を悶えさせ、敏感すぎる身体は逃げたそうにするのにそれでも離れがたいと必死に抱きついてくる様は何十回、何百回と見ようともきっと飽きることはないだろう。
 普段はつんと澄ました彼が、夜になれば実に素直にヨルドを求める姿を見せてくれるのだからヨルドとしても盛り上がらないわけがなく。その可愛らしい姿をもっと見たいあまりに、いじめすぎて最後のほうは意識が朦朧としている状態になってしまうが、理性を失ったノアはより強く抱きしめてくれるので、その幸福を味わいたくてつい抱きつぶしてしまう。
 もちろん、まだ悦楽に染まりきっていない羞恥を残すつんけんするノアもたまらなく愛らしい。時々憎まれ口を叩きつつも、素直にヨルドの手を受け入れようとする様子はいじらしく、抜き合い程度で治めようとしても、気づけばしっかり組み敷いて自分のもので突き上げ喘がせてしまう。
 ただでさえ体力がないノアに無体を働いている自覚はあるので気をつけたいとは思うものの、ついに自分のものとなった恋人を前にして加減などできるはずもない。
 昨夜だって、連日続けて致してしまって、さすがに今日こそは休ませてやろうと思っていたのに。
 今日もするのだろうか、いつヨルドは迫ってくるのか、とまんざら嫌じゃなさそうにそわそわするノアを前にすれば、自分を引き止める理性の鎖などあまりにか細い。
 結局、寝台に引きずり込んで堪能したノアの乱れた様子を思い出し、思わず口元を緩めたヨルドに、部下は増々呆れて小さく息をついた。

「そんな必死にしがみつかなければならないほど責め立てる副長の執拗さが恐ろしいのか、案外ノアどのが好き者なのか……」
「想像したか?」
「…………いえいえいえ、ただ言ってみただけです」

 二人の情事の様子などこれっぽっちも想像はしていないと、部下は首を振る。
 閨でのノアの様子を頭の中に思い描かれることは、たとえそれが妄想であっても、単純な興味からだとしても認めてやることはできない。ノアを剥いていいのも、それを見るのも、恋人であるヨルドだけの特権なのだから。

「もう、副長がノアどのにでれでれなのはわかりましたから……まったく、そんなに愛していらっしゃるのに、よく今まで気持ちを隠し通されましたね。もうずっと片想いしていらしたんでしょう?」
「今まで必死だったからな。だがもうノアはおれの恋人だから、遠慮しなくなっただけだよ」
「遠慮しないというかむしろ全開のような……。本当によく、あのノアどのが付き合ってくれましたね」

 ヨルドがあのノアと言えば高嶺の花のという意味に近くなるが、部下が言いたいのはあの人嫌いの、と言うほうだろう。

「それはもう、必死に口説いたから」
「はは、つまりはノアどのの根負けですね。さすがにうちの副長にはあのノアどのでも敵いませんでしたか」

 すでに騎士団の仲間たちには、ノアとの関係を説明してある。
 幼き日のヨルドがノアにほぼ一目惚れしたようなものであったことも、それからずっと追い求めていたことも、腕輪の騒動を経てついに受け入れてもらえたことも。事前にノアに相談をして、彼が嫌がること以外はすべて話をした。
 本当は二人の関係を打ち明けること自体を渋っていたが、ヨルドとしては一刻も早く打ち明けてノアの恋人は自分であると宣言したかったからどうにか説得した。
 自分にはいくら質問をしてもいいけれど、ノアには迷惑をかけないようにと仲間に釘を刺したことも一緒に噂として広まった。今では騎士団以外からも好奇の眼差しとともに声をかけられるが、ノアのほうは遠巻きにされることはあっても煩わしいことはないというのでひとまず安心だ。
 自分から棘の殻を脱ぐようにと諭したし、ノアの世界が広がるのならそれでいいと思う。けれども実は愛情深いノアを知られたら、懸想を抱く者が出ないとも限らない。
 自分を卑下しがちなノアからは「おまえの目は腐っているのか」と呆れられたが、ノアの演技にまんまと騙されその本質に気づかれない者の目こそ曇っていると思う。
 もしそれが晴れて、本当のノアが見えてしまったらと思うと、ヨルドの内心は穏やかではいられない。
 憎まれ口だって慣れてしまえば案外わかりやすくて楽しめるし、冗談が通じない堅物でもないし、人の意見をまったく取り入れられないほど偏屈ではない。一度懐に入れた相手には甘くてちょっと強く出たら簡単に流されてしまうし。わりとチィのように愛らしく純粋なものに弱いところもある。自分に対する反応には過剰に防衛しようとするのに、もし目の前で弱った人がいたら、なんやかんやと言いつつも見過ごすことのできない人の良さだって。魔術師としての実力も申し分なく、ひたむきに仕事に向かい合う姿も尊敬に値するし、他人の噂話ややっかみな評価にも揺れることのない芯の強さも好ましい。けれども本当は人一倍他人を見ていて、臆病で傷つきやすいという、なんともちぐはぐしているその不安定さも守ってやりたいと思うし、一種の魅力を感じた。愛され下手な彼がとろけるまで愛を注いで満たしたい。
 ノアの好きなことを挙げればきりがない。
 本当は、ちょっとした手違いで二人の腕に婚約腕輪が装着されたあの日、ヨルドはついに行動に出ようと目論み動いていた。
 忙しい仕事の合間を縫ってどうにかノアに会いに行っても、うまく距離感を掴むこともできないまま、話も一向に応じてもらえず嫌われていく一方だったという焦りもあった。自分が口説けないうちに誰かがノアの心を開かせ、攫われていってしまうのではないかと不安だった。
 そこでヨルドはお菓子作戦を思いついた。
 ノアが菓子好きであることは知っていたし、彼が通う店もいくつか把握している。その中ですでに閉店してしまった店のレシピが手元にあったので、本当は仲良くなってからと思っていたが、それを足掛かりに関係を築くことを考えた。
 懐かしの店の味であっても、信頼を得られていないヨルドからの差し入れにノアが乗らない可能性も十分に考えられた。だがそのときはきっとチィが反応してくれることを期待して、いそいそと準備をしていたのだ。
 初めて菓子を出した朝食で、ノアはヨルドが昨日荷物をまとめている合間にさっと作ったと思ったらしいがそれは違う。
 菓子作りの工程をまったく知らないノアはクッキー生地を作って焼くだけだと思っていたらしいが、すでに生地を休めるために一晩ほどおいてあって、後は焼き上げるだけの状態にまで仕上げていたからだ。そのために連日城の調理場を借りる段取りまでつけていた。
 結果的にチィの大活躍で少しはノアの気持ちも解せたと思うし、その後もちょっとしたすれ違いはあったものの、無事収まるところに収まり、今では幸せな日々を送っている。
 腕輪の制約中は毎日抱擁を交わし、夜になれば寝息が聞こえる距離は片想いの身にはいささか拷問のようなものであったが、なんとかやり過ごしてノアの信頼を勝ち取った自分の努力を褒めてやりたい。
 ――少しだけ、手が出たが。それだって理性を総動員させて最後までは手を出さなかったのだから偉いと思う。
 ――欲求に負けて朝まで寝顔を眺めてしまったが。それだってやはりその程度で収められたのだから自分の忍耐力には本当にすごいと思う。単純に興奮しすぎて眠れなかっただけだけれど。
 まあその反動で今は思う存分ノアを堪能しているのだから、忍耐の日々も報われたというもの。
 付き合うまでの経緯を聞いた騎士団長も、そこまで想っていたのかと感涙して、仕事を調整してノアとの時間を作ってくれたことも大きかった。
 その分、チィは気を利かせて泊りに出てくれていることも多いので、いつかちゃんとお礼をしないととは思っている。ノアはもちろんのこと、チィだってヨルドにとっては大切な相手だから蔑ろにしたいわけではないのだ。
 だけどもう少し、付き合いたてで浮かれた恋人同士の蜜な時間を堪能したい。
 今夜もまた、ノアが泊りにくることになっている。
 するかどうかは雰囲気次第だけれども、ただ同じ部屋にいられるというそれだけで、ヨルドの心は軽やかに飛び跳ねていた。





 チィが泊まりに出たのを合図に、ゆっくりとノアをその気にさせて押し倒す。
 今日は後ろからしないかとそれとなく促されたが、善がるノアの顔を見たかったので、なし崩しで正面から抱いた。
 ヨルドに抱かれるうちにすっかり泣き癖がついてしまったのか、喘がされながらもぐずぐずになって薄い紫の瞳に涙を溜める頃が、ノアの理性が崩壊した合図だ。
 そうなるとノアから触れたがって、足を絡めたり、背に手を回してくる。そのときに激しく突き上げると、強すぎる快楽に涙を零しながらヨルドの肌を掻いていくのだが、今日は敷布を掴んで引き寄せるばかりで一向に触れようとしてこない。
 気がかりがあるように、集中していないわけではないけどいつもより一歩引いているような気配がある。
 何があるのか強引に聞き出すことはできるが、それがもし大切な話なら、愛し合う片手間でするようなことではない。
 後で聞くにしても、まずは今この時に集中をしてほしい。
 御託を並べたところで詰まるところ、自分に夢中になりきれないノアが少し、おもしろくなかった。
 ヨルドに育てられてすっかり控えめだった小さな胸の粒は、つんと尖り赤く熟れていた。それを押しつぶすようにしていた手を腰にやり、両手でしっかりと掴んでひときわ深く突き上げた。

「ん、んん……っ」

 奥をぐりぐりと抉ると、蕩けたようにノアが身悶える。ヨルドを歓迎するように先が吸いついた。

「あッ、あぁ……は、ぁ……っ」

 腰を引けば、艶めいたノアの声が大きくなる。
 きゅうきゅうに締めつける隘路に激しく抽送を繰り返すと、耐えかねたノアが涙を散らしながら首を振る。

「やっ、あっ、ぁあっ!」

 声を抑えることも忘れ、揺さぶられるがまま悦楽を叩き込まれたノアの口の端から涎が垂れるのを見て、そこに顔を寄せ舐めとった。

「んっ……よ、る……ふ、ぁッ」

 味などたいしてないはずなのに、ノアの身体はどこもかしこも極上の甘露のようにヨルドを酔わせる。もっと欲しくて口に吸いつき、狭い中もむさぼった。
 ノアも懸命に応えようとするが、強く穿たれ揺さぶられ、時折甘くヨルドの舌を噛む。すると自分のせいでもないのに申し訳なさそうに唇で歯を隠して舌に吸い付いてくるので、愛おしさが溢れて増々激しく舌を絡めた。

「も、ぅ……っ、でる……!」

 限界が近いのだろう。執拗なキスに舌を縺れさせながらノアは訴えた。
 ずっとノアの中にいたいけれど、あまりに自分にぴったり馴染むそこは具合が良すぎて、気を抜けばあっという間に持っていかれそうになる。
 また奥にぐりぐりと深く押し付けながら、敷布を掻き乱すノアの手を取った。

「ほら、ノア。腕はこっちに」
「だ、だめっ、だめだ……っ」

 とっくに理性など焼ききれているはずなのに、ノアはいやいやと首を振る。
 また敷布に戻ろうとする手を強引に背後に回せて、否定する口を強引に塞いだ。

「ふ、ふっ……んぁ……ッ」
「ノア、お願い。ぎゅっとして……」
「っ、え……?」
「いっぱいに抱きしめて」

 耳元で囁かれた切なる願いに、もうノアは嫌だとは言わなかった。
 その代わりにぎゅうと回した腕に力を込める。ただし爪は立てることなく、きつく拳を握っているようだった。
 ノアの膝の裏を押さえ彼の深くまで腰を押しつける。
 最奥に欲を叩きつけると、ノアもすすり泣くようにしながら二人の腹の間に放埓した。





 ふと、隣で目覚める気配を感じた。
 ヨルドも目を開けようとしたが、けれどもそれより先に「起きているのか?」と探るような声が聞こえて様子を見ることにする。

「……起きていないな?」

 念を押すように確認したノアは、うつ伏せに寝ていたヨルドの肩をちょんと突く。それでも安らかな寝息を演出していると、見事に騙されたらしいノアがそっとベッドから抜け出した。
 寝台の傍らに置いていた自分の荷物をごそごそと漁ったかと思ったら、そっと毛布が捲り上げられた。
 情交の後、服はすべて脱ぎ去ったままであるので素肌が晒される。
 ふと嗅ぎ慣れた香りを感じたと思ったら、背中にゆっくりと何かが塗られていった。わざわざノアの手で温められるのは、冷たさでヨルドを起こさないためか、はたまたその背に描かれた爪痕が痛まぬようにか。
 ノアの指先に幾度も掬われてヨルドの背に広められていくのは、騎士団でも愛用されている回復を得意とする魔術師手製の傷薬。以前にも落ちてきた本を受けとめた際に出来た打撲にノアが塗ってくれたものと同じものだ。
 そういえば、今日の鍛練に付き合った部下の中に、ノアの後輩である魔術師の使い魔がいた。彼は獣が常である使い魔のなかでは異例の元人間で、剣の扱いが上手く時折騎士団の訓練等に参加していることがあった。
 部下に指摘されてすぐに背中を隠すようにしたものの、もしかしたら彼がどこかで見ていたのかもしれない。それでなくてもヨルドは別に見られても困らないからと気にせず行動をしていたので、使い魔経由でなくてもどこからか話を聞きつけてもおかしくはない。
 ようやく素直でない恋人の真意を知り、ヨルドは込み上げる愛おしさを抑えるのにひどく苦心した。今すぐにでも飛び起きて抱きしめたいが、まだ治療は終わっていない。せっかくのノアの優しさを堪能できるのならしていたかった。
 悦楽になかなか溺れきれなかったことも、頑なに抱きつこうとしなかったことも納得する。ヨルドを傷つけまいと、ノアなりに必死だったからだ。
 ノア自身、ヨルドの背中を引っ掻いている意識はなかったはずだ。そうなるのはいつも散々に焦らされたり甘やかされて蕩けきっている頃で、抱きつく力加減に気遣う余裕なんてない状態なのだから。
 でも背中の傷を指摘すれば激しい情交に溺れた自分を認めることになるし、恥ずかしい思いをするので言いたくはない。けれども傷つけてしまったことは申し訳なく思って、こうしていじらしくもこっそり治そうとしているのだろう。
 傷薬を片付けて毛布の中に戻ってきたノアに、ついにヨルドは目を開けた。

「ありがとう、ノア」

 本当に寝入っていると思っていたらしく、突然声をかけられたノアは悲鳴こそ上げなかったものの相当驚いたらしくびくりと身体が跳ね上げる。

「お、おまえ、いつから、起きて……」
「肩をつつかれるよりは前かな」
「最初からじゃないか……!」

 月明かりだけでは怒ったような顔をしていることしかわからないが、その頬がきっと赤くなっているであろうことは想像がついた。

「痛むと思って、薬を塗ってくれたんだね?」
「……まあ」
「でもおれは困ってはいないよ」

 頬を撫でると、やはりいつもより熱を感じる。
 実際に染まった肌がわからないのは残念だけれど、指先に感じるそれだけで舞い上がるほどの喜びが込み上げた。

「見た目はちょっと痛々しく見えるかもしれないけれど、それほど大したことはない。なにより、おれがきみのものだという証を刻んでくれるというのなら、背中だけじゃなくてこの全身を差し出そう」

 顎のあたりに落ちた一房の髪を掬い上げ、耳にかけてやりながらヨルドは言った。
 くすぐったかったのか、呆れたのか、ノアは目をやや細める。

「本当に……おまえは馬鹿なやつだな」

 毛布の中でヨルドの手を取ると、その腕にある月光でほのかに光る腕輪にそっと唇を寄せた。

「――証は、これだけで十分だ」

 音もなく腕輪に口付けたノアは、ひどく言いにくそうに、とても照れそうに言った。
 ただの恋人で、まだ婚約はしていないけれども、縁を結んでくれた婚約腕輪は二人の腕でその絆を見せてくれる。
 ノアはヨルドの腕にあるそれをじっと見つめた。
 無感情そうに見える表情は興味なんてなさそうなはずなのに、小さな笑みすらないその様子はけれどもヨルドにはとても愛おしいものを見る眼差しに思えて。
 ついに理性の緒が、ぷつんと切れた。
 ノアの上に覆い被さると、何が起きたかすぐに理解できないノアが目をぱちくりさせる。けれどもヨルドの瞳を見て感じとったのか、きっと睨むように見返してきた。

「ま、まだするつもりか……?」
「いいや?」

 今日だって失神させるほど激しく責め立てている上に、連日無理をさせてるのでこれ以上身体に負担をかけるつもりはない。
 けれども。

「控えめなノアは腕輪だけで十分かもしれないけれど、おれは物足りないから、たっぷりつけさせてもらうね。ノアが、おれものだっていう、証」
「お、おい……待てっ」
「ノアもいくらでもつけてくれていいから」

 止めようと胸を押そうとした手を背中に流して、自分の名を呼び震える喉に強く吸い付いた。


 おしまい

 2021.9.23

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